ブックスタート

・ブックスタートって何?

 ブックスタートとは、「絵本」と、赤ちゃんと絵本を楽しむ「体験」とをセットでプレゼントする活動です。


 赤ちゃんのからだの成長にミルクが必要なように、赤ちゃんの言葉と心を育むには、やさしく語りかけてもらう時間が欠かせないと言われています


 赤ちゃんと保護者が、このかけがえのないひとときを持てるよう、絵本を通して応援していくのが、ブックスタート運動です。


 霧島市立図書館では7・8か月児教室の時に、赤ちゃんとその保護者に絵本やおすすめの絵本リスト・おはなし会の案内を手渡ししています。

 「絵本はまだ早いのでは?」と思われるかもしれません。でも赤ちゃんにとって絵本は、大好きな人のぬくもりの中でやさしい語りかけを感じるうれしい時間を生み出すツールです。

 ぜひご家族で、赤ちゃんと一緒に絵本を楽しんでくださいね。



赤ちゃんと絵本のこと Q&A



Q 絵本をただめくって遊んだり、なめたりしてしまいます。

A  赤ちゃんは、身近なものをさわったりなめたりしながら、それが何であるかを確かめます。
 絵本とのおつきあいもそんなことから始まり、やがて誰かに読んでもらう楽しさに気づいていくのです。たくさん楽しんだ絵本は家族の思い出ですね。

Q 絵本選びに迷う時は?

A  絵本を選ぶ時は、お子さんと保護者の方の「好き!」という感覚をどうぞ大切に。
 図書館のおすすめの絵本を読んでみたり、おはなし会に出かけたりすることも参考になりそうです。
 お子さんと一緒に、お気に入りの絵本を見つけてみてくださいね。

Q 絵本を読んであげる余裕がありません。

A  忙しい毎日の中で、絵本を「読まなくちゃ」と思うと、楽しみではなく負担になってしまいますよね。
 絵本は赤ちゃんとのコミュニケーションツールのひとつ。無理に「毎日」「全ページ」読まなくてもいいんです。
 ほんのひととき、赤ちゃんとゆったり過ごしたいな……。
 そんな気分の時に絵本をひらいてみませんか?

赤ちゃんと絵本のひとときを「ブックスタートのご案内」(NPOブックスタート) より